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平成29年の県内の一酸化炭素中毒について
2018-04-23
群馬県内において、昨年は一酸化炭素中毒による災害が4件と、近年では特に多発した年となりました。4件ともガソリンエンジン等内燃機関からの排気ガスによる中毒で、4件すべての災害が一度に3人以上が被災する重大災害となっており、被災者は合計で19人、このうち1名がなくなっております。
一酸化炭素中毒予防対策を、より一層推進していただきますようお願いいたします。
4件の災害発生状況は、次の通りです。
1 平成29年8月発生 8人休業
建設業者が、他社工場内で機械を据え付けるため、手押式コンクリートカッターを使用してコンクリート床面を破砕していたところ、約3時間後に周辺で加工作業していた工場労働者8人が排気ガスを吸入し、一酸化炭素中毒になったもの。
2 平成29年10月発生 1人死亡 2人休業
直径約3mの水路菅(ずい道)補修工事において、労働者3人が内燃機関付き高圧洗浄機で道内壁を洗浄していたところ、排気ガスにより一酸化炭素中毒になったもの、
3 平成29年10月発生 4人休業
修理業者による機械搬入作業を発注事業場の労働者4名が手伝っていたところ、修理業者が使用した原動機付きアーク溶接機からの排出ガスにより、一酸化炭素中毒になったもの。
4 平成29年12月発生 2人休業 2人不休
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