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新着情報とお知らせ

令和5年「STOP!熱中症  クールワークキャンペーン」
2023-08-07

 夏季を中心に熱中症の発生が相次ぐ中、職場においても例年、熱中症が多数発生しており、重篤化して死亡に至る事例も後を絶たない状況にあります。

 昨年1年間の職場における熱中症の発生状況を見ますと、死亡を含む休業4日以上の死傷者805人、うち死亡者は28人となっています。業種別にみますと、死傷者数については、建設業172件、製造業144件となっており、全体の約4割がこれら2つの業種で発生しています。また、死亡者数は、建設業、警備業の順に多く、多く事例で暑さ指数(WBGT)を把握せず、熱中症予防のための労働衛生教育を行っていませんでした。また、「休ませて様子を見ていたところ容態が急変した」、「倒れているところを発見された」など、熱中症発症時・緊急時の措置が適切になされていませんでした。

 このため、本キャンペーンを通じ、すべての職場において、「職場における熱中症予防基本対策要綱」に基づく基本的な熱中症予防対策を講ずるよう広く呼びかけるとともに、期間中、事業者は①暑さ指数(WBGT)の把握とその値に応じた熱中症予防対策を実施すること、②作業を管理する者及び労働者に対してあらかじめ労働衛生教育を行うこと、③衛生管理者などを中心に事業場としての管理体制を整え、発症時・緊急時の措置を確認し、周知することなど、重点的な対策の徹底を図ることとします。

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