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　年末調整では、勤務先に「各種申告書」を提出することで、いろいろな控除が受けられます。

１扶養控除等申告書を提出して受けられる控除

　16歳以上の親族を扶養している場合や、障害者がいる場合、あなたが学生の場合、現在婚姻しておらず子供がいる場合などには、次の控除の内容を確認し、該当する場合には、所定の事項を記載し提出してください。

　①扶養控除②障害者控除、勤労学生控除

③寡婦控除、ひとり親控除

２配偶者控除等申告書を提出して受けられる控除

　配偶者がいる場合には、次の控除の内容を確認し、該当する場合には、所定の事項を記載し提出してください。

　①配偶者控除②配偶者特別控除

３保険料控除申告書を提出して受けられる控除

　社会保険料や生命保険料、地震保険料を支払っている場合には、次の控除を受けられますので、所定の事項を記載して提出してください。

　①社会保険料控除②小規模企業共済等掛金控除

　③生命保険料控除④地震保険料控除

４所得金額調整控除申告書を提出して受けられる控除

　年末調整の対象となる給与の収入金額が８５０万円を超える場合で、あなたが特別障害者に該当する場合又は年齢23歳未満の扶養親族、特別障害者である同一生計配偶者若しくは特別障害者である扶養親族を有する場合に、最大15万円の所得金額調整控除が受けられますので、所定の事項を記載し提出してください。

５基礎控除申告書を提出して受けられる控除

　あなたの合計所得金額が２，５００万円以下の場合には、所定の事項を記載し提出してください。

６住宅借入金等特別控除申告書を提出して受けられる控除

　昨年までに住宅借入金等特別控除の適用を受ける確定申告書を提出している場合で、一定の住宅借入金等を有するときは、所定の事項を記載し提出してください。