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20年で157万人減少 製造業の就業者数
2021-07-14

 厚生労働省は、「令和2年度ものづくり基盤技術の振興施策」(ものづくり白書)をまとめました。国内の製造業就業者数が、2002年から20年の約20年間で157万人減少したことが分かりました。

 製造業の業績動向をみますと、コロナ禍の影響を受け、売上げ高、営業利益は引き続き減少傾向にあります。今後3年間の見通しも減少傾向にあり、依然として先行き不透明な状況が続く模様です。

 国内の製造業就業者数は、2年の1202万人から20年には1045万人と、約20年間で157万人減少。全産業に占める製造業就業者の割合も減少傾向にあります。若年就業者数は、2年の384万人から20年の259万人へと、3割以上(125万人)減少しています。

 ものづくり企業が新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けて実施した雇用調整対策をみますと、企業規模にかかわらず、「一時休業」や「残業の抑制・停止」の順で多くなります。

 「パートなど非正社員の雇止め」や「正社員の解雇や希望退職」などの解雇・雇止めによる雇用調整は少なかったようです。

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