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冬季作業で転倒注意 労働局1~3月に防止強化
2020-01-21
1~3月の冬季作業時に積雪や路面の凍結などで転倒する危険性が高まるため、群馬労働局(田窪丈明局長)は同期間を、「転倒災害防止強調期間」と位置付け、労働災害防止団体への要請やリーフレット配布といった取り組みを通じて注意を呼び掛けています。
2018年の県内の労働災害(休業4日以上)のうち転倒災害の発生件数は20・7%と最も多くなりました。月別の発生件数は積雪や路面の凍結などが影響し、1月が最多でした。次いで3月、3番目に2月が続きました。
17~19年の各1~3月に発生した転倒災害を原因別に見ますと、「物につまづき」が最多の108人(23・9%)で、「雪・凍結ですべり」が88人(19・5%)、「動作の反動・バランス崩し等」が80人(17・7%)でした。
労働局は「県内は大雪が降らなくても路面が凍結する場合が多い。気象状況に応じた出張や降雪後の速やかな除雪などを、企業や労働者に積極的にPRしていく」としています。
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