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新着情報とお知らせ

2023年9月に精神障害の労災認定基準を改正しました
2023-12-26

今回の改正に関する3つのポイントをご紹介します。

1.業務による心理的負荷(ストレス)評価表を見直しました

■具体的出来事を追加し、類似性の高い具体的出来事の統合等を行いました。

■心理的負荷の強度が「弱」「中」「強」となる具体例を拡充しました。

 ●パワーハラスメントの6類型すべての具体例、性的指向・性自認に関する精神的攻撃等を含むことなど明記しました。

 ●一部の心理的負荷の強度しか具体例が示されていなかった具体的出来事について、他の強度の具体例を明記しました。

2.業務外で既に発病していた精神障害の悪化について労災認定できる範囲を見直しました。

※本人の個人側要因(悪化前の精神障害の状況)、業務以外の心理的負荷、悪化の態様・経緯等を十分に検討します。

3.速やかに労災決定ができるよう必要な医学意見の収集方法を見直しました

■主治医意見の他に専門医による医学的意見の収集を必須とする範囲等を見直したことで、労災決定での期間を短縮できる事案が増加します。

 

精神障害の認定のための要件はこれまでと変更ありません

 

【認定要件】

  • 認定基準の対象となる精神障害を発病していること
  • 認定基準の対象となる精神障害の発病前おおむね6か月の間に、業務による強い心理的負荷が認められこと
  • 業務以外の心理的負荷や個体側要因による発病したとは認められないこと



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