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外国人雇用の事業所 過去最多30万社に
2023-03-08
厚生労働省がまとめた外国人雇用に関する届出状況で、外国人を雇用している事業所数が約30万事業所に上り、届出が義務化された平成19年以降で最多を更新したことが分かりました。雇用している外国人数も最多を記録しています。昨年10月末時点の届出状況を集計しました。
外国人を雇用する事業所数は29万8790事業所で、前年比1万3710事業所増加。対前年増加率は4・8%となり、前年の6・7%からは1・9ポイント減少しました。
外国人労働者数は、182万2725人で、前年に比べて9万5504人(5・5%)増えました。国籍別にみますと、ベトナムが全体の25・4%を占め、中国21・2%、フィリピン11・3%と続く。
在留資格別では、永住者など「身分に基づくもの」が32・7%で最も多く、「専門的・技術的分野」が26・3%、「技能実習」が18・8%となりました。労働者の実数では、専門的・技術的分野が前年比21・7%増加した一方、技能実習は2・4%減少しています。