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　昨年１年間の新型コロナウイルスの労災請求件数が、10万件を超えたことが厚生労働省のまとめにより分かりました。一昨年に比べ、５倍以上増加しています。

　昨年の新型コロナの労災請求件数は11万８１５２件で、一昨年の２万８３５件から大幅に増加しました。支給件数は９万９７５６件で、こちらも一昨年の１万８５１６件から５倍以上増えています。

　月ごとの請求件数をみますと、10月が２万４２５０件で、最も多くなりました。次いで、９月が２万２５１３件、11月が１万５００５件、12月が１万２３２４件となっています。

　支給件数も同様に、10月の２万69件が最多となりました。11月の１万８０４４件、12月の１万５７４６件、９月の１万８２８件と続いています。昨年12月末時点の累計請求件数は14万１６３９件、支給件数は11万９７８８件でした。