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新着情報とお知らせ

高齢者の労災めだつ
2022-06-28

 厚生労働省が令和3年の労働災害発生状況を取りまとめたところ、死亡者数と休業4日以上の死傷者数がともに前年を上回ったことが明らかになりました。死傷者数の4分の1を60歳以上が占めており、高齢者が被災するケースが増えています。

 労災死亡者数は867人で、前年比65人増。新型コロナウイルスの罹患を除きますと、同6人減でした。建設業が288人で最も多く、前年比30人増加しています。災害類型は墜落・転落が最多で、前年比26人増の217人に達しました。

 一方、死傷者数は14万9918人となり、前年比1万8762人増加しました。

 死傷災害では前年比8・9%増えた転倒災害が最も多く、被災者の22・5%に当たる3万3672人に上りました。

 新型コロナ関係を除く死傷者数を年齢別にみますと、60歳以上が最多で、3万6370人に達します。前年比で2127人(6・2%)増となっています。

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