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○　最も多い「転倒災害」

～「ＳＴＯＰ！転倒災害プロジェクト」～

　群馬労働局管内における労働災害の状況は、職場での転倒災害が依然として最も多い事故の型で、近年は増加傾向にあり、その占める割合は20％以上の高率で推移しています。

　群馬労働局では、平成28年から「ＳＴＯＰ！転倒災害プロジェクト」として、転倒災害防止を優先課題として取組を進めています。

～「冬季転倒災害防止重点取組期間」～

　月別の労働災害発生状況をみますと、転倒災害は１月から３月までの間が他の月に比べて特に多く発生しています。

　群馬労働局では、このプロジェクトの実効を上げるため、全国安全週間準備期間の６月のほか、群馬県の気象状況から、特に転倒災害が多発する１月から３月の冬季を、「転倒災害防止重点期間」として取組を強化しています。

　冬季は、転倒災害の増加が懸念されます。各事業場においては、転倒災害防止対策として、

○　冬季前の準備として、地域の気象状況を踏まえ、積雪、凍結前に転倒のおそれのある箇所の事前確認や注意喚起の実施

○　冬季には、気象情報の活用によるリスク低減の実施、通路・作業場所の凍結等による危険防止の徹底