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医療機関への適正な受診について
2022-01-14
現在、休日や夜間において、軽症の患者さんの救急医療への受診が増加し、緊急性の高い重症の患者さんの治療に支障をきたすケースが発生しています。また、そのことが、病院勤務医の過重な負担となる原因のひとつにもなっています。
必要な人が安心して医療を受けられるようにするとともに、保険料や窓口負担いただく医療費を有効に活用するため、医療機関等に受診する際には次のことに留意しましょう。
①「かかりつけ医」「かかりつけ薬局」を
活用しましょう
日常的な診療や健康管理を行ってくれる身近なお医者さんである「かかりつけ医」、服薬状況を管理してくれたり、健康相談に応じてくれる「かかりつけ薬局」を上手に活用しましょう。
かかりつけ医は必要に応じて、専門医や大病院に紹介状を書いてくれます。紹介状を持参して大病院を受診した場合は、初診料に加算される選定療養費などの特別料金はかかりません。
②「はしご受診」はやめましょう
同じ病気で複数の医療機関を受診する「はしご受診」は、医療費を増やすだけでなく、重複する検査や投薬により、かえって体に悪影響を与えてしまうなどの心配もあります。今受けている治療に不安があるときは、そのことを医師に伝えて話し合ってみましょう。
③できるだけ昼間の診療時間内に
受診しましょう
休日や夜間に開いている救急医療機関は、緊急性の高い患者さんを受け入れるためのものです。平日の診療時間内に受診することができないか、もう一度考えてみましょう。
時間外の診療はやむを得ないときだけにしましょう。