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地域別最賃 28円引き上げ 平均930円
2021-09-03
令和3年度の地域別最低賃金額引上げの
「目安」は、全国加重平均で28円に
厚生労働省の中央最低賃金審議会が示したもので、目安どおりに引き上げられた場合の最低賃金の全国加重平均は、902円から930円となります。引上げ額は、昭和53年度に目安制度が始まって以降で最高となります。
目安は例年、全都道府県をA~Dの4ランクに分けて提示していますが、今年度はすべてのランクで28円に決定しました。
目安どおりに引き上げられた場合、700円台の地域はなくなり全国で最も高い東京が1041円、最も低い県が820円となります。
最賃の引上げ率は、平成28年度以降4年連続で3%に達しましたが、昨年度はコロナ禍を受けて「現行水準の維持が適当」と答申し、目安を提示しませんでした。その後の各地方最賃審議会の調査審議などを経て、2年度の全国加重平均額は1円引上げとなっていました。
尚、群馬県では28円増の865円が目安となっております。