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いじめ相談が最多
2021-08-31

 厚生労働省は、「令和2年度個別労働紛争解決制度の施行状況」をまとめました。総合労働相談件数は129万782件で、13年連続100万件を超え、高止まりしています。民事上の個別労働紛争相談件数の22・8%が「いじめ・嫌がらせ」関連でした。

 総合労働相談のうち労働基準法などの違反の疑いがある事案が19万961件、民事上の個別労働紛争相談件数が27万8778件に達しました。

 民事上の個別労働紛争相談件数の内訳をみますと、「いじめ・嫌がらせ」が7万9190件で最多、次いで「自己都合退職」3万9498件、「解雇」3万7826件でした。

 労働局長による助言・指導、紛争調整委員会によるあっせんにおいても、「いじめ・嫌がらせ」関連の件数が最多となりました。
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