株式会社内山労務管理事務所のホームページ

　職場における熱中症により、毎年全国で約20人が亡くなり、約１，０００人が４日以上仕事を休んでいます。群馬県内における熱中症による休業４日以上の労働災害は、令和２年は16件発生（前年比２件増加）し、減少傾向がみられません。

　厚生労働省では、毎年５月から９月を実施期間とする「ＳＴＯＰ！熱中症　クールワークキャンペーン」を労働災害防止団体等と連携して展開し、職場での熱中症予防のための重点的な取組を進めています。各事業場でも、事業者、労働者一体となり、熱中症予防に取り組みましょう。

　また、新型コロナウイルス感染症予防対策としてマスクを着用することで、皮膚からの熱が逃げにくくなったり、気付かないうちに脱水になるなど、体温調節がしづらくなってしまいます。

　屋外で人と２メートル以上の十分な距離が確保されているときは感染症対策を十分に講じた上でマスクを外す、マスク着用時は喉が渇いていなくてもこまめに水分補給をするなど、「熱中症予防」と「新しい生活様式」を両立させましょう。