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外国人雇用状況について
2021-05-06

 群馬労働局によりますと、令和2年10月末現在の群馬県内の外国人雇用状況は、外国人労働者数が、44,456人で前年比13・1%(5,160人)増で過去最高、外国人を雇用する事業所数が、4,803事業所で前年比8・1%(360事業所)増となり、こちらも過去最高を更新しました。

 国籍別では、ベトナムが10,620人(外国人労働者数全体の23・9%)とブラジルの7,909人(同17・8%)を抜いて最も多く、3番目に中国の5,536人(同12・5%)、次いでフィリピンの5,390人(同12・1%)の順で、増加率ではネパールの55・9%(1,291人増)が最も高く、次いでベトナムの35・8%(2,801人増)、中国の14・8%(712増)の順となっています。在留資格では、永住者等身分に基づくものが43・3%と最も多く、次いで、技能実習の23・0%となっています。対前年伸び率では、留学生などの「資格外活動」が122・6%と最も高くなっています。

 地域別では、前橋地域が10,439人(外国人労働者数全体の23・5%)と太田地域の9,478人(同21・3%)を抜いて最も多く、3番目に伊勢崎地域(伊勢崎、佐波郡(玉村町))の7,989人(同18・0%)の順となっており、この3地域で群馬県内の6割以上を占めています。

 産業別では、労働者数で、サービス業が18,113人(外国人労働者数全体の40・7%)と製造業の14,974人(同33・7%)を抜いて最も多く、3番目に卸・小売業の2,455人(同5・5%)の順となっています。

 雇用事業所数では、製造業が1,560か所と最も多く、次いで、卸・小売業の552か所、サービス業の499か所の順となっています。

 事業所規模別では、外国人労働者数及び雇用事業所労働者数ともに30人未満の事業所が最も多くなっています。

 
群馬県内の主な国籍別外国人労働者数の推移







 H27年H28年H29年H30年R元年R2年
県内計20,43824,90629,31934,52639,29644,456
中国3,9714,1424,4264,6124,8245,536
韓国176218250304331337
フィリピン2,8573,4194,3044,9125,2145,390
ベトナム1,9583,4104,5595,9507,81910,620
ネパール 1,1801,4691,9422,3113,602
インドネシア   1,2881,7561,793
ブラジル5,5526,1006,8577,5128,2207,909
ペルー2,2182,3582,5702,8622,9462,735
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