新着情報とお知らせ
令和2年度 全国労働衛生週間の実施について 10月1日~7日 群馬労働局
2020-09-29
令和2年10月1日から7日まで全国労働衛生週間を実施します。全国労働衛生週間は、昭和25年の第1回実施以来、今年で第71回を迎えますが、国民の労働衛生に関する意識を高め、事業場における自主的労働衛生管理活動を通じた労働者の健康確保に大きな役割を果たしてきました。
労働者の健康をめぐる状況を見ますと、脳・心臓疾患、精神障害の労災認定件数はここ数年700件台で推移し、仕事等に関する強い不安、悩み、ストレスを感じる労働者は依然として半数を超えています。
また、健康寿命とともに職業生涯が延伸し、高年齢労働者が大きな役割を担うことになり、安心・安全に働ける職場環境づくりが求められています。
労働者の約3人に1人が何らかの疾病を抱えながら働いている中で、病気を抱えた労働者の治療と仕事の両立への対応が必要となる場面が増えることが予想されます。
科学物質に起因する労働災害については、年間500件程度で推移しており、危険物によるものが4割、有害物によるものが約6割となっています。
このような状況を踏まえ、今年度は「みなおして 職場の環境 からだの健康」をスローガンとして全国労働衛生週間を展開し、事業場における労働衛生意識の高揚を図るとともに、自主的な労働衛生管理活動の一層の促進を図ることとします。
なお、本年については、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から、いわゆる『三つの密』を避けることを徹底しつつ、各事業場の労使協力のもと、全国労働衛生週間を実施することとします。